県土整備部の21年度優良業務選定で、最終候補数は16件で固まりそうだ。同部は各事務所と局から提出される推薦書が出そろうのを待って、月末までに決定する。
選考にあたっては、21年度に完成した500万円以上の成果品全318件から、第1次選定の段階で土木関係建設コン部門は93点以上、測量等(測量・地質・補償)部門は94点以上を抽出。部門ごとに▼土木コン18件▼測量等13件▼県外1件(97点)―を選んだ。
第2次選定では、各事務所・局内で受賞者が重ならないよう3件を選ぶことにしており、結果、推薦数は▼土木コン11件(うち1件は県外)▼測量等5件の計16件がまとまりそうだ。
同部は「8月中に最終決定したい」(県土総務課)と説明。近日中にも推薦書を取りまとめる。合わせて、第1次選定で抽出した業務に携わった40歳未満の技術者を「若手優良技術者」として表彰する。対象者は5人程度となりそう。
各発注機関の推薦数は次の通り。
▼鳥取県土=土木コン2件、測量等1件▼八頭県土=測量等3件▼中部県土=土木コン2件、測量等1件▼米子県土=土木コン3件▼日野県土=土木コン3件▼本庁=県外土木コン1件
日刊建設工業新聞