九州防衛局熊本防衛支局は発注予定を更新した。馬毛島基地(西之表市)関連は工事28件、業務15件の計43件を追加。建築のうち、飛行管理棟等は30億円以上、局舎EとGは20億円以上、汚水処理場管理棟等は5億円以上の工事規模をそれぞれ見込み、航空灯火設備は40億以上となっている。また、種子島の宿舎新設の設計や測量等を委託する。
馬毛島基地関連を工事種別にみると、建築は3件で、飛行管理棟(RC造2階建約2200u)や局舎D(同約260u)は30億円以上40億円未満の工事規模で、同E(同約280u)と同G(同約480u)は20億円以上30億円未満、汚水処理場の管理棟とポンプ室は5億円以上6.8億円未満と設定している。
土木12件のうち、排水施設等整備は20億円以上30億円未満、調整池整備は7件あり、その1が10億円以上20億円未満、その2からその7は1億円以上3億円未満、雨水排水等整備と環境整備は各2件となっている。
電気・電気通信は7件あり、特高受変電設備等新設や構内通信線路等、発電機設備、構内配電線路等。局舎等新設電気その他の5件は10億円以上20億円未満、航空灯火設備新設は40億円以上50億円未満、飛行管理棟等新設は6.8億円以上10億円未満の工事規模を設定。
管は局舎等新設機械(20億円以上30億円未満)と飛行管理棟等新設機械(10億円以上20億円未満)の2件、舗装は構内道路整備4件で12月上旬の公告を目指す。
業務関係は調査5件、設計(検討含む)9件、施工監理1件の計15件で種子島本島の1市2町の隊員等が利用する宿舎や支援新設等の整備に向けた測量や設計、地質調査を行う。また、馬毛島では環境保全業務と防衛施設整備総括監理業務を見込む。