いなべ市は、農業公園内(藤原町鼎)にキャンプ場などを整備する「野遊び推進事業拠点施設整備事業」の基本設計業務について、指名型プロポーザルを行った結果、テイコク三重営業所(津市)に委託した。履行期間は10月27日まで。
基本設計では、センターハウス1棟(約1500平方b)、炊事棟3棟(1棟当たり約200平方b)、対象地の5200平方bについて詳細な規模や配置計画などをまとめる。
国の地方創生推進交付金活用事業として整備を計画しており、事業期間は2024年度末まで。工事は23年度から着手する計画だ。
全体の整備方針を見ると、農業公園(藤原町)の梅林公園エリアを高台や堆肥所、第1・2駐車場などのエリアに分けてキャンプ施設やレストランなどを配置する。高台(3173平方b)には、トレーラーハウス型の宿泊施設とウッドデッキ6台を設置し、堆肥所・第1駐車場(計2万2363平方b)にキャンプ場エリアを整備する。このエリアには、3棟の堆肥施設があるため、施設の撤去と造成を行い、炊事棟を建設する。第2駐車場エリア(7637平方b)には、物販所やレストラン、観光案内所などを備えたセンターハウスを整備する。各施設は木造を基本とする。
提供:建通新聞社