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　東かがわ市は、温浴施設「ベッセルおおち」の再整備に当たり建物などを無償譲渡、土地を長期無償貸し付けとすることを決めた。８月にこの条件を踏まえた事業者の公募手続きを開始する。11月に対象物件の譲渡仮契約を締結し、12月議会の承認を得て、２０２３年４月以降の譲渡・長期貸し付けの開始を目指す。
　市は５月16〜18日に実施したサウンディング型市場調査を実施。その結果を基に、建物などは解体経費も考慮し無償で譲渡し、土地は再整備基本構想コンセプトの順守、一定期間市民も利用できる日帰り温浴施設の営業の継続を条件として長期の無償貸し付けすることを決定した。
　対象施設の規模は、本館が鉄骨造地下１階地上４階建て延べ７９８８平方�b（１９９７年建設）、岬のロッジ村が木造２階建て（ログハウス３棟、コテージ２棟）、屋内運動広場が鉄骨造平屋（ゲートボール場１棟）で、総延べ床面積は９５２８平方�b。所在地は馬篠１２００、施設に係る土地面積は約４万６０００平方�b。