受発注者の業務効率化に向けた建設DX(デジタルトランスフォーメーション)のPT(プロジェクトチーム)が2日、県土整備部内に立ち上がった。建設プロセスにデジタル技術を活用して働き方改革や建設現場の生産性向上を目指す。
PTの会合には本庁各課の担当者が出席。文書作成やデータベース入力などにワード、エクセルを利用する基礎的な部分から、現場でのデータ活用レベルを段階的に上げて高度化する方向性を確認した。併せて住民を含めた民間にもサービス対象を拡大していく。
建設プロセスは、業務・工事の発注から設計、施工、維持管理に至るまで細分化されており、同部技術企画課では、一連のフローをシステム化することも検討したいと説明している。
また、10日には各県土事務所・局のDX推進委員を集めたPTを開き、今後のDX展開を確認する。
日刊建設工業新聞