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　富山県土木部は、氷見市谷屋〜大野地内の道路総合交付金一般国道４１５号（谷屋大野バイパス）について、残事業費９億６００万円を投じ、２０２３年度以降も改良舗装工や橋梁工などを継続して進める。
　全体延長は４２００メートル、幅員１６・５メートル（谷屋地区１３メートル）で、能越自動車道氷見ＩＣへのアクセス道路。事業区間では現道幅員が狭く、歩道未整備区間も多いため、バイパスを整備する。０８年度に事業着手した。
　今年度は２億６００万円をかけて道路改良・舗装１４４０メートル、橋梁工１０メートルなどを推進。進捗率は事業費ベースで８２・６％。２３年度以降に残事業の道路改良工６５０メートル、橋梁工４０メートル、舗装工２５８０メートル、用地補償６０メートルに取り組む。２５年度の完成を予定している。総事業費は８億円増額し、５２億円になる。１４年１１月に谷屋地区の一部１１００メートル、１９年３月に大野区間４００メートルを部分供用した。