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日刊建設工業新聞
2022/08/01

【鳥取】東部地区の生コン単価上昇/「8月単価」は10日以降/県土整備部

県土整備部は、公共工事の設計積算に使用する「土木工事実施設計単価」を一部改正(8月単価)した。東部地区の生コンクリート単価が1立方b当たり2000〜3000円上昇。8月単価は10日以降の起工決裁から適用する。
 東部地区の生コン工場は昨年10月から卸売価格の値上げに踏み切っており、市場に卸値が浸透した。鳥取と八頭地区の1立方b当たりの単価は、主要規格「18―8―40高炉」で2000円上昇。規格全体の変動率はプラス12%〜25%と大きく上昇した。
 また、東部と中部地区の各種アスファルト合材が値上がりする。
  今回の改正単価は、建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(8月号)」を踏まえて設定した。主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率。
▼等辺山形鋼大形無規格250=1d当たり1万4000円上昇(8・9%)▼セメント普通ポルトランドバラ=1d当たり1000円上昇(8・0%)▼東部地区の生コンクリート各種=1立方b当たり2000円〜3000円上昇(12・3%〜25・4%)▼東部・中部地区のアスファルト合材各種=1d当たり500円〜2300円上昇(2・9%〜15・2%)▼標識板各種=1枚当たり1400円〜5万1000円上昇(19・0%〜20・5%)▼コンクリート積ブロック滑面=1個当たり50円上昇(7・1%)▼灯油業務用小型ローリー=1g当たり2円上昇(2・1%)▼スクラップ鉄くず=1d当たりの売却単価5000円下落(マイナス10・5%)▼スクラップステンレス=1`当たりの売却単価30円下落(マイナス13・3%)▼コンクリート積ブロックリサイクル製品 滑面 150`未満=1平方b当たり420円〜600円上昇(6・9%〜9・2%)

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