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　京都市教育委員会は、南区久世殿城町の久世中学校について、屋内運動場（体育館）の全面改修（リニューアル）を進める。
　学校施設は地域住民の緊急避難場所としても機能し、特に体育館は避難生活時の主たる拠点施設として活用されることから、長寿命化や防災機能の強化を図ることが喫緊の課題となっている。
　市教委は、体育館の防災機能強化等リニューアルを進めており、久世中学校は、大塚小学校とともに、令和３年度に体育館防災機能強化等整備事業の基本計画を三宅建築事務所（京都市左京区）でとりまとめ。令和３年11月入札で体育館防災機能強化等リニューアル工事設計業務委託ただし、構造解析並びに補強設計、内外装改修工事及び増築工事基本設計・実施設計業務委託を三宅建築事務所に決定。また同月入札でリニューアル工事に伴う地質調査業務委託を関西土木技術センター（京都市伏見区）に決め、進めた。
　既存体育館（ＲＣ造平屋建、８０５�u／高さ11・６０ｍ）のリニューアルのほか、一部増築も行う。
　増築は、体育館（Ｗ造平屋建、２５０・２７�u（建築面積２２７・５２�u）／高さ３・５２５ｍ及び３・４４２ｍ）、駐輪場（アルミニウム合金造平屋建、44・１６�u（建築面積25・２３�u）／高さ２・２８０ｍ）、その他（Ｓ造平屋建、11・６２�u（建築面積11・６２�u）及びＳ造平屋建、18・６０�u（建築面積18・６０�u）／２棟の高さ２・４８５ｍ）の計４棟。増築部分は全体で延３２４・６５�u（建築面積２８２・９７�u）。
　７月15日公表の令和４年度年間工事発注見通しでは、関連工事を２件追加した。
　概算額区分が４億円以上ＷＴＯ対象未満で、京都市立久世中学校整備工事ただし、体育館防災機能強化等リニューアル建築工事（南区久世殿城町４８１−１）は第３四半期に入札。概要は体育館防災機能強化等リニューアル工事。工期は13ヵ月。
　概算額区分が１億円以上４億円未満で、京都市立久世中学校整備工事ただし、体育館防災機能強化等リニューアル電気設備工事（南区久世殿城町４８１−１）は第４四半期に入札。概要は体育館防災機能強化等リニューアル工事。工期は13ヵ月。
　令和５年４月に工事着手し、６年３月の工事完了を予定。