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北陸工業新聞社
2022/07/29

【新潟】トンネル点検率は65%に/県道路メンテナンス会議

 新潟県道路メンテナンス会議(会長・松平信治北陸地方整備局新潟国道事務所長)の2022年度第1回会議が28日、北陸地方整備局新潟国道事務所で開かれた。
 この日は国、県、ネクスコ東日本、県内各市町村の担当者らがオンラインで参加。21年度活動報告と22年度活動計画案、21年度点検結果速報値などが示され、情報を共有した。県内の点検進ちょく状況は18年度に点検が1巡し、現在は2巡目(19―23年度)の点検を実施中。2巡目点検実施率(22年3月時点)は橋りょう60%、トンネル65%、道路付属物等52%となっている。
 県内の21年度点検結果速報によると、橋りょうは判定区分4(緊急に措置を講ずべき状態)が3橋(0・06%)、判定区分3(早期に措置を講ずべき状態)が577橋(12・5%)、判定区分2(長期的な修繕コスト低減の観点から措置を講ずることが望ましい状態)は1882橋(46・9%)。トンネルは判定区分4が0施設(0・0%)、判定区分3が15施設(20・8%)、判定区分2が57施設(79・2%)。道路付属物等は判定区分4が0施設(0・0%)、判定区分3が39施設(13・7%)、判定区分2が136施設(47・9%)とした。
 今年度の活動計画については、10月ごろに合同意見交換会、12月ごろに第2回会議を開催。23年3月ごろに第3回会議や跨道橋連絡部会(点検結果・修繕状況)が行われる予定。

hokuriku