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建設新聞社
2022/07/28

【東北・宮城】約35億で駒井ハルテックJV/WTO宮沢橋架替の上部工

 仙台市は6月16日に総合評価方式(簡易型U型)で開札したWTO対象の「(都)南小泉茂庭線(宮沢橋工区)橋梁上部工工事」の落札者を、1落の34億9830万円、評価値3・57316で駒井ハルテック・三井住友建設鉄構エンジニアリング・角藤JVに決めた。
 入札者は6JV。落札者とIHIインフラシステム・高田機工・瀧上工業JVが低入札価格調査対象。このほか、川田工業・日本ファブテック・トライアンJVと佐藤鉄工・日本鉄塔工業・北日本機械JVは特別重点調査を辞退。矢田工業・東日本コンクリート・藤木鉄工JVと横河ブリッジ・横河NSエンジニアリング・仙建工業JVは無効となった。予定価格は40億4653万8000円。
 宮沢橋は、若林区と太白区の境界となっている広瀬川に架かる都市計画道路・南小泉茂庭線上で片側1車線の構造物。右岸側に近接する根岸交差点が変形四差路で渋滞対策もあり、宮沢橋を片側2車線確保した上で約30b上流側に架け替え、円滑な交通確保を図る。
 新しい橋は橋長145・9b、幅員25・8bの鋼2径間連続箱桁橋。鋼材重量は約1530d。詳細設計は国際航業、下部工は橋台2基が橋本店、橋脚1基は橋本店・河北建設JVが担当している。
 今回の工事は上部工の製作および架設で、床版工などを含む。架設工法は左岸側がクレーンベント、右岸側が送り出し工法。施工地は太白区根岸町地内および若林区堰場地内。工期は2026年3月31日。

 提供:建設新聞社