建通新聞社
2022/07/27
【大阪】淀川左岸線2期トンネルその5は鴻池JV
大阪市は、「淀川左岸線(2期)トンネル整備工事―5」の事後審査型制限付き一般競争入札を行い、鴻池・久本特定建設工事共同企業体が18億7200万円で落札した。
同工事は淀川左岸線2期事業(此花区高見1丁目〜北区豊崎6丁目、延長約4400b)の一部となり、今回は福島区海老江4丁目、6丁目の国道2号上流側にトンネルを整備する。
トンネルの概要は延長が80b、開削工法で施工する。全幅員は約22bで、西行きと東行きのいずれも2車線道路となり、幅員が8・5b(車道幅員3・25b、路肩1・25bと0・75b)、内空高が約5・9b。
工事は一部基礎工、掘削工、本体工。
工期は2026年8月。
詳細設計はエイト日本技術開発(大阪市淀川区)が担当。
淀川左岸線2期事業では、24年秋にトンネル函体を完成、同年秋以降に堤防復旧、トンネル内の照明や換気設備、電気通信設備の設置工事を行い、26年末の供用開始を目指す。