徳島市は旧水道局本庁舎跡地に危機管理センターを新築する。これに向けて基本・実施設計業務の受託候補者を決める公募型プロポ―ザール手続きを開始した。1次審査の参加表明書提出期限は7月28日で、8月2日の書類審査を経て3日に選定結果を通知する。2次審査の技術提案書提出を9月14日まで受け付け、同月下旬のヒアリングを経て受託候補者を特定する。提案価格の上限は2億1208万円(税込み)。
参加資格は建築コンサルタント業務の入札参加資格者名簿に搭載されている1級建築士事務所の単体企業または共同企業体(2〜3者)。単体企業と代表構成員は、2012年4月以降の同種・類似業務の3件以上の実績を求める。履行期間は24年1月31日まで。
危機管理センターの規模は、防災棟が3000平方b程度、駐車場棟が2500平方b程度。90台以上の普通乗用車の駐車を可能とし、うち50台以上を浸水対策対応とする。自転車駐輪場は20台程度。防災棟は耐震構造(構造体T類、建築非構造部材A類、建築設備甲類)で、既存の本庁舎地下インフラ設備機能と防災拠点機能を持たせる。予定事業費は40億〜50億円。
建設予定地は徳島市幸町2ノ5。市役所本庁舎横の旧水道局本庁舎跡地約1470平方bとその周辺。
提供:建通新聞社