パブコメ回答公開、実施設計費は補正対応
下伊那郡松川町は、旧ハローミヤ跡地に建設する多機能福祉施設「仮称・元気センター」の事業進ちょくを7月25日の町議会全員協議会で示した。現在は、基本設計案へのパブリックコメントを募集し、その回答を公開したところ。基本設計がまとまった段階で、実施設計費を補正予算で計上する見通し。
パブコメでは、施設の機能や配置、駐車場などに関する意見が計37件寄せられた。町は、建設委員会でこれらの意見を共有し、利用しやすい施設になるよう今後検討していく。施設内に配置するまちカフェは、設計案ではオープンキッチンとしているが、スペースの関係から変更する予定。
基本設計がまとまった段階で、図面等を公開するほか、工程を改めて提示する。5月の全員協議会で示した予定スケジュールを見ると、実施設計の期間が6月〜11月となっているが、現在は実施設計に着手できていないため、想定より遅れているもよう。
【計画概要】
建設地=下伊那郡松川町元大島3835番1ほか
施設規模=W造2階建て、延べ992.17u(1階694.73u、2階297.44u)
施設機能=コミュニティーカフェ、出張デイサービス、地域活動センターあすなろ、自殺対策・精神保健相談窓口、放課後等デイサービスなど
敷地面積=3306u
設計担当=アーキディアック(松本市)
提供:新建新聞社