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建設経済新聞社
2022/07/26

【京都】京田辺市大住に大型物流施設 2棟合計で延約24・8万u

 物流不動産の賃貸、管理、開発、仲介等を手がける潟Vーアールイー(CRE。代表取締役社長亀山忠秀氏、東京都港区虎ノ門2丁目10−1虎ノ門ツインビルディング東棟19階)は22日、京田辺市大住で大型物流施設「ロジスクエア京田辺」の開発プロジェクトに着手したと発表した。
 計画地は京田辺市大住土地区画整理事業地内。同土地区画整理事業は、令和3年5月設立認可の京田辺市大住土地区画整理組合が施行者となり、事業を進めている。開発工事は大林組大阪本店(大阪市北区)。
 同土地区画整理事業は、京田辺市北西部、八幡市岩田地区の南側に隣接する大住工業地域と防賀川に囲まれた面積約13・1fの農地を開発し、市街化するとともに、工業専用地域の用途地域に指定し物流施設を誘致するもの(京都府が令和3年1月15日付で市街化区域に編入、工業専用地域に指定)。
 大住工業団地に隣接しており、府道22号線(府道八幡木津線)を経由して第二京阪道路と新名神高速道路の八幡京田辺JCT(八幡京田辺IC・京田辺松井IC)まで約3・5q、八幡東IC(上り)まで約3・5q、京奈和自動車道田辺北ICまで約1qと高速道路へのアクセスに優れた立地。区画整理の施行地区面積は13万0902u(内訳は公共用地1万7499u、宅地7万2081u、保留地4万1322u)。換地処分は令和6年9月予定。
 CREは、令和3年6月に同区画整理事業地内の進出企業として組合及び業務代行者と協定書を締結し、令和3年10月から令和4年7月にかけて、保留地と仮換地(一部を除く)の取得契約を締結した。
 今後、当該開発予定地においてA棟とB棟の計2棟の大型物流施設を順次開発していく予定。
 2棟合計の総延べ面積は24万8064uで、開発規模としてはCREの関西エリア最大の開発プロジェクトとなる。
 ロジスクエア京田辺(A棟・B棟)は、京田辺市大住門田他の工業専用地域の敷地1万10831uに建設する。ロジスクエア京田辺A棟は敷地6万5997uに延16万0530u(4層、各階両面バース)規模で、令和5年4月に着工し、7年2月に完成予定。ロジスクエア京田辺B棟は敷地3万8624uに延8万7534u(4層、1・2・3階両面バース)規模で、令和7年に着工し、8年に完成予定。
 ロジスクエア京田辺では、パート・アルバイト等の労働力確保の観点から、完成後、バス運行事業者と連携し、近隣鉄道駅からの送迎バスの運行を計画。また従業員の通勤用として敷地全体で乗用車駐車場を700台以上、バイク駐車場を140台以上計画しており、カフェテリアなどのアメニティ施設の充実と合わせて、入居企業の雇用確保に寄与する。