公益財団法人鳥取県環境管理事業センター(岡本康宏理事長)の臨時理事会が22日に開かれた。淀江産業廃棄物処理施設計画地(米子市淀江町小波)周辺の地下水調査の結果を踏まえ、施設設置に向かう今後の方針案を全会一致で承認した。
エキパル倉吉で開かれた臨時理事会で、県土整備部淀江産業廃棄物処理施設計画審査室の山本晃裕室長が、地下水が福井水源地や三輪山の清水への影響を及ぼす可能性が極めて低いことなどの調査結果を説明。
議事では、地下水調査の結果から地元住民が懸念していた流向が明らかになったとして、今後安心安全な施設設置に向けた準備を再開する方針案が可決された。
岡本理事長は「地下水調査会の最終結果を真摯に受け止めて、今後安全を最優先に考えた施設設置に活かしていきたい」と話した。
日刊建設工業新聞