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建設経済新聞社
2022/07/21

【京都】西京区総合庁舎の第1期工事 7月市会に契約案提出、8月着工

 京都市は、26日開会の7月特別市会に工事請負契約締結案を3件提出する。
 西京区総合庁舎整備事業の関連工事が2件、西陵中学校区小中一貫教育校施設整備の関連工事が1件。
 西京区総合庁舎整備事業は、西京区上桂の現西京区役所庁舎(都市再生機構(UR)上桂住宅併設)の有効活用を図りつつ、東隣の旧京都市上下水道局西京営業所跡(西京区上桂森下町27−1)とその南側の西京区役所立体駐車場敷地(西京区上桂森下町25−10)を活用し、西京区役所と保健福祉センター別館を一体化した西京区の新総合庁舎を第1期と第2期に分けて整備する計画。
 今回、第1期工事として、旧上下水道局西京営業所跡地に新庁舎を建設する。
 京都市西京区総合庁舎新築工事の概要は、新庁舎新築工事がS造一部W造地下1階地上5階建、延4033・65u(建築面積1055・03u)、回廊新築工事がS造平屋建、建築面積13・75u。新庁舎には市民窓口課、保険年金課、障害保健福祉課、子どもはぐくみ室、区民交流ロビー等を配置する。
 請負金額は14億0580万円で契約相手方は要−吉村特定建設工事JV。工事場所は西京区上桂森下町。竣工期限は着工命令の日から16ヵ月以内。
 京都市西京区総合庁舎新築工事(電気設備工事)の概要は、電灯設備、動力設備、雷保護設備、受変電設備、電力貯蔵設備、発電設備、構内情報通信網設備、構内交換設備、映像・音響設備、拡声設備、誘導支援設備、情報表示設備、テレビ共同受信設備、監視カメラ設備、防犯・入退出管理設備、火災報知設備、構内配電線路、構内通信線路、発生材処理。請負金額は4億4660万円で契約相手方は岡崎−植田特定建設工事JV。工事場所は西京区上桂森下町。竣工期限は着工命令の日から16ヵ月以内。
 このほか、空調衛生設備工事は京栄−中川特定建設工事JVが担当。
 第1期工事は8月に着工し、令和5年12月に竣工、5年度の供用開始を目指す。
 なお第2期工事は、新庁舎の南側の区役所立体駐車場敷地に建設する計画。第2期工事は、区民のニーズや社会情勢の変化を十分に見据えたうえで、URとの土地賃貸借契約期間(令和20年10月まで)を念頭に、第1期工事の庁舎と一体となるよう、庁舎を増築整備する。第2期整備完了時は、S造+一部W造地下1階地上5階建、延約7800u(敷地面積約2600u)を想定。

西陵中学校区小中一貫校関連
既存校舎等解体契約案も提出


 西陵中学校区小中一貫教育校施設整備は、西京区西陵中学校区の2つの小学校(竹の里小学校及び福西小学校)と西陵中学校を一体化した施設一体型小中一貫教育校を新設する計画。一貫教育校の令和7年4月の開校に向け、元福西小学校敷地内に新校舎を整備するため、同校敷地内の校舎及び体育館等を解体撤去する。
 西陵中学校区小中一貫教育校施設整備工事(元京都市立福西小学校南校舎棟等解体撤去工事)の概要は、@南校舎棟解体撤去工事、RC造4階建、延4592・55uA北校舎棟解体撤去工事、RC造3階建、延2218・35uB体育館棟解体撤去工事、S造一部RC造平屋建、720・92uC給食室棟解体撤去工事、RC造平屋建、256・00uD渡り廊下解体撤去工事、S造平屋建、363uE体育倉庫棟解体撤去工事、S造平屋建、28u及びCB造平屋建、27uF便所・更衣室棟解体撤去工事、CB造平屋建、39uG倉庫棟解体撤去工事、S造平屋建×9棟、延36uH自転車置場解体撤去工事、S造平屋建、19uI機械室棟解体撤去工事、CB造平屋建、14uJ飼育舎棟解体撤去工事、S造平屋建×2棟、延9uK手洗い場解体撤去工事、S造平屋建、9uL消火水槽棟解体撤去工事、RC造平屋建、7uM東屋解体撤去工事、W造平屋建、6uN受水槽棟解体撤去工事、RC造平屋建、4uOごみ置場解体撤去工事、S造平屋建、4uP温室棟解体撤去工事、S造平屋建、3uQプール解体撤去工事一式。請負金額は3億8038万円で契約相手方は丸協−上村特定建設工事JV。工事場所は西京区大枝南福西町1丁目。竣工期限は令和5年4月28日。