彦根市は、鳥居本町地先において急傾斜地崩壊対策工事の施工を計画、このほど22年度実施予定の予備設計と測量業務についてそれぞれコンサル委託し、順調にいけば23年度は詳細設計を委託、24年度に用地測量から用地の借地化に向け地元協議を進め、25年度に初弾工事を発注・着工し、現時点では26年度までの2ヵ年での整備を想定している。
このほど委託したのは、鳥居本町地先において、滋賀県立鳥居本養護学校(鳥居本町1431―2)や市立鳥居本中学校(鳥居本町788)の背後に位置し整備対象用地となる隣接する2ヵ所の計画地のうち、後から整備対象に含まれることが決まった山地で、予備設計を大日コンサルタント滋賀事務所(大津市)、測量業務を石居設計(彦根市)にそれぞれ委託(6月28日開札)。予備設計の委託期間は23年1月末まで。
地元要望などを受け県・市で協議した結果市での整備実施が決まった鳥居本地先の急傾斜地崩壊対策事業の対象地は、2ヵ所を合わせ全体面積約0・012平方q。先行して整備が決まった1ヵ所目の用地については19年度に測量および予備設計(担当=淡水技研・彦根市)を完了している。未実施だった2ヵ所目の測量および予備設計を22年度に実施後は、2ヵ所を合わせた全体を施工対象に23年度の詳細設計、24年度の用地測量および地元協議を経た借地化、25〜26年度の施工―へと進めていく。
提供:滋賀産業新聞