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　奄美市は、移転新築を計画していた奄美大島食肉センターの整備を本格化させる。本体（Ｓ造平屋建て６２５�u）等の着工に向け、建築本体の入札を公告。市の建築Ａ級を持つ企業を代表とする２者ＪＶ−などを要件とし、参加申請を26日まで受け付ける。

　名瀬有屋町にある既存施設（１９７２年建設）の老朽化に伴って、名瀬朝戸に移転新築する計画。移転新築を目指して、本体の実施設計（鬼塚設計）や用地測量設計（国土技術コンサルタンツ）、地質調査（新日本試験室）、敷地造成（１工区・竹山建設、２工区・大京機動）など進めてきた。
　建築の入札は、施設本体と排水処理施設（ＲＣ造平屋建て１１５�u）の新設を一括で公告（制限付き一般競争）。ＪＶ結成にあたって２者ともに市Ａ級、延床５００�u以上の施工実績などが必要となる。８月８日にも開札を行う予定。業者選定後は、２カ年で整備を進める計画だ。
　今後、設備を分離発注する見込み。給排水、空調、電気の３工種に分けるとみられる。ほか、施設内に整備する生産・排水処理機器の発注（随契）も予定している。