印西地区環境整備事業組合は15日、2017年度に策定した「次期中間処理施設((仮称)吉田資源循環センター)整備事業地域振興策基本計画」の第2回変更案を公表した。一般通行者の誘引力やイメージアップ戦略のため、24年度供用開始予定の市道00―122号線と地域振興施設((仮称)スカリアの丘)を結ぶアプローチゾーン約3haを追加した。アクセス道路約2haと、フラワーアプローチ約1haからなる。追加により、(仮称)スカリアの丘の整備区域である地域振興策開発エリアは、約12・5haから約15・5haとなる。
(仮称)スカリアの丘は、「地域まるごとフィールドミュージアム」をテーマに、入浴施設・ファミリールーム・駐車場など多機能な複合施設などで構成する。総事業費は約33億8100万円の見込み。
多機能な複合施設は26年度に着工し、28年度の運営開始を予定。19年度に整備予定地区の吉田区が設立した鰍謔オだを、指定管理者とする予定。
外部施設は25年度に事業者の募集を開始し、26年度には選定に至る。27年度に着工し、28年度の運営開始を目指す。
地域振興計画については、(仮称)吉田資源循環センターの整備に当たり、建設予定地の吉田区と協議を重ね、17年度にまとめた。
(仮称)吉田資源循環センターは、エネルギー回収型廃棄物処理施設およびマテリアルリサイクル推進施設。印西クリーンセンターの老朽化に伴い整備するもので、28年度の供用開始を計画している。