倉吉市が再生を目指す「旧倉吉市国民宿舎グリーンスコーレせきがね」(倉吉市関金町関金宿)の設計と運営事業の公募型プロポーザルに対し、三つの共同体が応募した。ヒアリング審査を経て、8月22日に優先交渉権者を決める。
共同体はそれぞれ、県内外の事業者を代表としており、市の参加資格審査を通過した。今月下旬を期限とする提案書の提出後、8月10日に開館後の運営方法などについて公開方式でプレゼンし、審査を受ける。
同事業は「安心して寛ぐことのできる温泉宿泊施設として、関金温泉の宿泊機能強化に寄与し、倉吉市観光及び地元地域の活性化の拠点」を基本方針とし、2025年4月の営業再開を目指して再生させる内容で、設計と運営を一括で発注するDO方式を採用。委託期間は設計・工事監理を契約締結から25年1月15日、運営・維持管理業務を24年10月1日から35年3月31日までとしている。
本館(1968年築)、新館(96年築)の規模は、鉄筋コンクリート造陸屋根・ルーフィングぶき地下1階地上4階建て延べ床面積計5615・09平方b。改修工事は2023年春からを予定する。
日刊建設工業新聞