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　　高梁市は、新たな工業団地を造成するための企業立地適地調査に着手した。調査対象地は高梁市松山の約７�fで、国道４８４号沿いにある既存高梁工業団地の、同国道を挟んで東側の山林など。
　調査では、工業団地のイメージ図作成や、現況の道路、地形、法的規制などを調べて、適地かどうかの判断材料となる資料を10月末までにまとめる。調査業務はシーエートラスト（高梁市）が担当している。
　結果を踏まえて適地かどうかを判断するが、方向性を固める時期なども含めて現時点では未定。適地でない場合もあるが、適地として工業団地を造成する方向性などが固まれば、次のステップへの予算措置などが必要となる。
　同市の工業団地では、調査隣地の既存高梁工業団地で昭和インク工業所岡山工場、山陽化学高梁工場、マルニ岡山工場がすでに操業している他、有漢工業団地第１期（有漢町有漢）の分譲が興和紡（名古屋市中区）に決定し、隣地に第２期の団地造成も進める。今回調査する新規工業団地の動向が注目される。

「提供:建通新聞社」