環境省沖縄奄美自然環境事務所は世界遺産センターの整備を進めている。徳之島は現在、実施設計の委託に向け、簡易公募型競争入札方式による手続き中で、2023年度の着工を見込む。また、奄美大島は26日午前10時からオープン記念式典等を行う。
徳之島の整備に向けた取り組みは21年度に基本設計を実施。建設場所は徳之島町花徳字坂元で敷地約6900u。建物規模はW造平屋建て442u。
施設は展示スペース(約238u、定員80人)や事務室(約38u、同4人)、エントランスホール(約51u)等で構成。
業務内容は展示コンテンツ収集調査・シナリオ作成、展示実施設計、シンボルデザイン作成、照明デザインで履行期限は23年3月31日。
奄美大島の場所は奄美市住用町。建物規模はW造平屋建て610.63u。主な施設機能のうち展示室では森の空間を再現し、生き物の鳴き声や雨の音、明るさによって四季を通じた体験が可能。また、エントランスホールでは奄美大島各地の見どころを紹介する。
記念式典後の午後1時30分からは地元関係者等向けのお披露目を行い、午後3時から一般利用者が見学できる。