四万十市は東山小学校校舎の改築に向け、基本設計を公募型プロポーザル方式で委託する。当初は6月中の公告を予定していたが、参加資格や業務実績など条件の検討に時間が掛かっており、9月までに募集開始する考えだ。
新校舎の規模は現段階で未定だが、現在の約300人の児童数を想定し、配置計画や構造、規模などをまとめる。現校舎は鉄筋コンクリート造の建物4棟を「ロの字型」に配置しており、合計の延べ床面積3108平方bとなっている。
今後は2023年度にかけ基本設計と実施設計を進める。新校舎建設に先立ち、23年度の上半期に仮設校舎を安並運動公園内にある温水プールと弓道場の間にある場所に建設、下半期に現校舎を解体する。24〜25年度にかけ新校舎の建設を進め、25年度の2学期から供用を開始する予定。
また体育館についても改修または建て替えを検討する。23年度早々に耐力度調査を委託し、方向性を決めた後、23年度下半期から実施設計を進め、24年度下半期に工事着手する考え。
東山小学校校舎は、施設の老朽化が進んでいることから、21年度に実施した耐力度調査の結果も踏まえ建て替えることとした。所在地は佐岡953ノ1。
提供:建通新聞社