米子市は5日、同市博労町4丁目で予定する米子市東こども園(仮称)新築工事で、実施設計の委託先をあおい総合設計(建築主体)、エクス・プラン(建築設備)にそれぞれ決めた。履行期限は12月23日。落札額はそれぞれ2090万円と653万円。2023年春の工事着手を目指す。
計画によると工事内容は、鉄骨造2階建て延べ床面積約1585平方bのこども園棟に加え、鉄骨造平屋建て延べ床面積約82平方bのプール上屋、同18平方bの駐車場上屋、同119平方bの駐車場歩廊、渡り廊下の新築。設備は空調換気、給排水衛生設備などを予定する。
総工事費は7億8700万円(建築主体6億0470万円、機械設備1億0460万円、電気設備7800万円)を見込んでいる。
新園舎整備は、同市で初となる保小連携型の学校整備の一環として、老朽化が進む啓成小学校(米子市博労町4丁目)校舎の改築工事に合わせて計画。解体された現校舎の跡地などを活用して建設し、既存の米子市博労町3丁目から移転させる。
日刊建設工業新聞