名古屋鉄道(名古屋市中村区名駅1ノ2ノ4)は、子会社のメイテツコム(名古屋市中村区)が利用するエッジデータセンターの新設について、施工者を決めた。9月上旬に着工し、2024年の完成と開業を目指す。
データセンターの規模は、鉄骨造5階建て延べ3678平方b。駐車場は平置きで、7台分を設ける。
今回の計画は、ユーザーとの距離が近い都市部にデータセンターを設置することで、通信の遅延を抑え、リアルタイムで情報を処理・分析できるようにする狙い。今後の拡大が予想される、DX推進の需要などに対応するため新設することを決めた。
建設地は名古屋市熱田区神宮4ノ307ノ1他。名鉄神宮前駅の南側に位置し、名鉄常滑線と名鉄名古屋本線の線路が分岐する場所の近く。敷地面積は5204平方b。うち建築に853平方bを充てる。
設計は竹中工務店名古屋一級建築士事務所、施工は竹中・矢作共同企業体(ともに名古屋市中区)が担当している。
提供:建通新聞社