福井労働局は1日、安全衛生における厚生労働大臣表彰、および福井労働局長表彰を行った。
無災害を長く実現し、他の模範にふさわしい事業場や個人を心から称えた。会場は福井市宝永3丁目の県国際交流会館。
壇上、田原孝明福井労働局長から、厚労大臣表彰状を伝達。局長表彰も行い、職場のリスク低減を活発に行った成果と、高く評価した。
局長が挨拶し、依然労災が続く憂慮すべき事態を指摘して「(人命尊重の基本理念下)誰もが、かけがえのない存在。改めて胸に刻んでほしい」と呼びかけた。来賓祝辞は、建設荷役車両安全技術協会福井県支部の佐野俊和支部長が「労使双方の対策の徹底が不可欠」などと再確認を促した。
全国安全週間は1日から始まり、7日まで展開。スローガンは、「安全は 急がず 焦らず 怠らず」。福井では特に、STOP転倒災害と、交通労働災害防止、高年齢労働者の安全と健康の確保を、重点的に取り組むとしている。
【厚生労働大臣表彰】
■事業場 奨励賞
・大林組大阪本店 北陸幹第2南福井高架新設他工事
・西松建設西日本支社 北陸幹第3南福井高架新設他工事
■個人 功績賞
・川上究 嶺南地域産業保健センター 前センター長
【福井労働局長表彰】
■事業場
優良賞
・敦賀ターミナル
奨励賞
・東西オイルターミナル福井油槽所
・福伸工業
・オーディオテクニカフクイ本社・武生工場
・南越建設工業
■個人
功績賞
・稲山幹夫 公益社団法人福井県労働基準協会奥越支部 前支部長
安全衛生推進賞
・廣瀬廣幸 南越地域産業保健センター 前コーディネーター