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　大阪市がまとめた３局（都市整備局、建設局、水道局）の２０２１年度（21年４月〜22年３月）の建設工事成績評定結果によると、錢高・大鉄・藤木特定建設工事共同企業体の「（仮称）大阪新美術館建設工事」（都市整備局）が88点でトップだった。次点は同工事で菱和・西原特定建設工事共同企業体の機械設備工事と浅海電気・三宝電機特定建設工事共同企業体の電気設備工事が86点だった。対象案件は全１７５２件。このうち、80点以上は36件で、全体の２・１％だった。
　82点以上の上位14件のうち、栗本建設工業が２件、日立製作所関西支社が２件を占めた。工事名では学校の増築工事が目立った。
　建設局のトップは酒井工業大阪本社の「新御堂筋線高架橋床版補強工事―３」が83点、水道局のトップはＥＣＯの「柴島浄水場スラッジ管理棟管理室外空気調和機取替工事」が81点だった。
　部局別で見ると、都市整備局は１２５２件のうち80点以上が22件、建設局は３３５件のうち80点以上が11件、水道局は１６５件のうち80点以上が３件だった。
　全件の平均点は72・５点。部局別では都市整備局が72・９点、建設局が71・１点、水道局が72・４点。
　最高点と最低点の開きは、都市整備局が40点（最高88点、最低48点）、建設局が47点（最高83点、最低36点）、水道局が20点（最高81点、最低61点）だった。