鳥栖市新産業集積エリア 23日土地譲受申込書を市に提出 アサヒビール梶i本社・東京)は23日、2025年末で操業停止予定の同社博多工場に代わる新工場建設候補地を発表した。場所は佐賀県と鳥栖市が共同で開発を進めているJR肥前旭駅東側の新産業集積エリア(開発規模約27f)で、同社は市に対して同日、土地譲受申込書を提出した。
新工場は26年に操業開始する予定で、次世代生産体制のモデル工場として、エネルギー使用量を年間50%削減し、使用するエネルギーの再生可能エネルギー化も図る。
候補地の選定に関しては、九州全域への効率的な供給や十分な水量を確保できる立地であり、敷地面積などが最も条件に合ったことが決め手になった。新工場は現在の博多工場と比較して、敷地面積は2倍以上、想定年間生産量は1・3倍になるという。
市は市は来月7月、臨時議会を招集し、土地の売買契約に関して、議会の議決を求めるとしている。