建通新聞社
2022/06/28
【大阪】長居障がい者スポーツセンター建替で市場調査
大阪市は、長居障がい者スポーツセンター(SC)の建て替えで、基本構想策定に向けたマーケットサウンディングを実施する。対象は障がい者SCの整備や運営、障がい者スポーツ振興に関心を持つ法人または法人グループ。参加申し込みは8月17日まで受け付け、8月23〜25日に対話を実施、9月下旬に結果を公表する。
民間事業者から幅広い事業提案を求め、その内容を踏まえて基本構想を策定、民間活力の導入によるサービスの向上と経費の縮減など、今後の条件整備に役立てる。
対象の施設は新たな長居障がい者SC、舞洲障がい者SC、建て替えまでの長居障がい者SC。
施設の整備・運営、事業への参入意欲、サービス向上と経費縮減につながる整備・運営に関するアイデア、最適な整備・運営手法(PFI事業法方式、デザインビルド方式など)、改善策や条例改正などの提案を求める。
現在の長居障がい者SCは鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て一部平屋延べ8503平方b。所在地は大阪市東住吉区長居公園1ノ32。敷地面積は1万3273平方b。
舞洲障がい者SCは鉄筋コンクリート造一部鉄骨造6階建て延べ1万4374平方b。所在地は此花区北港白津2ノ1ノ46。敷地面積は1万8120平方b。
長居障がい者SCの建て替え基本構想調査・検討はトーマツが担当。
基本構想は7〜9月に骨子案、10〜12月に中間案をまとめ、パブリックコメントを経て、2023年1〜3月に完成させる予定だ。
23年度に基本計画策定、24年度にPFI可能性調査を行うとみられる。