東みよし町は庁舎統合計画について、増築する新庁舎の建設地を、民有地の買収が必要な三加茂東側エリアから庁舎北側駐車場に変更することを検討している。合併特例債の発行期限が2024年度末に迫る中、統合事業を早期に進める方針。
増築する新庁舎の規模は鉄骨造3階建て延べ約2300平方b。三加茂庁舎、三好庁舎、中央公民館の三つに分かれた庁舎を、住民サービスの向上と効率的な行政組織運営、災害対策本部機能の確保などを目的に、一つの庁舎に統合する。
建設地の変更は、資材高騰の影響も関係しており、早期の事業着手が必要と判断した。用地買収が不要な市有地であることが候補地に選択した理由の一つとしている。
今後、統合後の三好庁舎や中央公民館の活用方法などを決める検討委員会を設置する。町議会9月定例会で委員会の概要を示す。
提供:建通新聞社