米子市が同市で初となる保小連携型の学校整備の一環で計画する東こども園の移転改築について、市は工事費約7億8700万円を見込んでいる。今年度は設計をまとめ、2023年3月の着工を目指す。
啓成小学校(米子市博労町4丁目)敷地内に施設整備する計画で、建築主体工事は、鉄骨造2階建て延べ床面積約1585平方bのこども園棟、鉄骨造平屋建て延べ床面積約82平方bのプール上屋、同18平方bの駐車場上屋、同119平方bの駐車場歩廊、渡り廊下で構成。設備は昇降機と外構などに関連する工事を予定する。
市は建築主体工事を6億0470万円、設備工事は機械が1億0460万円、電気を7800万円と見込んだ。
新園舎整備は、老朽化が進む啓成小校舎などの改築工事に合わせて計画しており、解体された校舎の跡地などを活用して建設。24年1月にかけて工事を予定し、24年度の開所を予定する。
日刊建設工業新聞