松山市は「新庁舎整備基本構想・基本計画策定および策定支援業務」を、梓設計関西支社(大阪市北区)を代表とする「梓・矢野・IRCコンソーシアム」に委託する。プロポーザル方式で選定した。提案した参考見積金額(税込み)は市が提示した限度額3600万円に対し3520万円だった。6月中の契約締結を目指す。
委託期間は2024年10月31日まで。基本構想の策定を23年6月中旬、基本計画の策定を24年8月中旬にそれぞれ予定している。業務では市庁舎別館、第3別館、第4別館などを集約化し、建て替えるための検討と課題整理を行う。また、本館も築48年となり、近い将来の建て替えが見込まれることから、本館建て替えの規模・配置も考慮した上で現庁舎の現状と課題や新庁舎整備の必要性、基本方針、整備場所、規模、配置計画について検討・整理を行う。他の自治体での庁舎整備に関する民間活用方式(PPP/PFI)の事例調査も実施する。
建設候補地は現本館(二番町4ノ7ノ2)の敷地1万2846平方b。
提供:建通新聞社