阿南市は教育施設全般の電気設備・光熱機器の更新に当たり、民間事業者のノウハウや資金を活用するESCO事業の導入を計画している。7月に検討会を開いて導入の可否を判断し、事業者の公募・選定に向けた手続きを開始する考えだ。
市内の教育施設は老朽化が進んでおり、照明や空調など設備機器についても更新時期を迎えている。民間事業者の資金やノウハウを活用するESCO事業の導入により、初期投資を抑えつつ効率的で効果的に設備更新を進め、光熱水費の削減を目指す。
ESCO事業は、事業者が提案に基づく省エネ改修を実施し、削減した光熱水費を市が対価として支払う仕組み。ESCO事業の導入は、市では初めての取り組みとなる。
提供:建通新聞社