富山県土木施工管理技士会(高田均会長)の2022年度通常総会が17日、富山市のボルファートとやまで開かれ、技術力向上や社会的地位向上を柱とする今年度事業計画などを決めた。
この日は代議員239人のうち、議決権行使書を含め200人が出席。全国土木施工管理技士会連合会会長表彰4人の伝達、優良技術者10人の県技士会会長表彰に続き、高田会長があいさつに立ち、「技術研さんに資するテーマや時代の変化に即応した研修会などを開催し、技術力の向上に努めるとともに、施工現場を預かる皆様の意見を聞き、社会的地位のさらなる向上につながるよう、国や県に働き掛けていきたい」と話した。
来賓を代表して、県土木部の金谷英明次長(部長代理)、北陸地方整備局富山河川国道事務所の田澤信行副所長(所長代理)、竹内茂県建設業協会会長、全国土木施工管理技士会連合会の小林正典専務理事がそれぞれ祝辞を述べた。
議事では、21年度事業報告と収支決算、22年度事業計画および収支予算を審議し承認した。
総会終了後には、北陸地方整備局企画部の田村利晶技術調整管理官による記念講演「国土交通行政の最近の話題」も開催された。受賞者は次の通り(敬称略)。
【全国技士会連合会会長表彰】
※功労者
▽屋敷正昭(屋敷工業)
※優良技術者
▽石崎知則(藤井組)▽永澤博之(共和土木)▽細川浩永(アルカスコーポレーション)
【県技士会会長表彰】
※優良技術者
▽今泉健一(梅本建設工業)▽藤井久忠(共和土木)▽中林善太(新栄建設)▽若尾裕司(宮口建設)▽久保隆範(森長組)▽水島真隆(ケミコリバイブ)▽川上嘉晴(花岡組)▽上田智幸(関口組・山形建鐵JV)▽野原成晃(藤川建設)▽寺西弘一(高田建設)