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　Ｔ＆Ｄ保険グループの太陽生命保険（東京都中央区日本橋、副島直樹社長）は、金沢市尾張町にある同生命金沢支社を西念２丁目に移転新築する方針で、新ビル建設は大林組の施工で９月に着工するもようだ。
　計画によると、建設規模はＳ造３階建て延べ２４１４・３４平方メートル（建築面積８１８・３７平方メートル）。高さは１７・６８メートル。持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）に対応した次世代型オフィスになるとみられる。
　建設場所は駅西５０メートル道路沿いの同市西念２丁目１０３―２番で敷地面積は１１８１・１５平方メートル。設計は大林組一級建築士事務所（東京都港区）が担当。工期は９月中旬から２０２３年７月末を予定している。
　同支社がある金沢ビルは、１９７８年に竣工。築後４０年以上を経過し、老朽化が進んでいることなどから建て替え、移転が必要と判断した。移転先は旧ドラッグストア跡地で既設建物の解体工事（大林組が担当）が進められており、７月末に完了する予定。