東邦学園(名古屋市名東区平和が丘3ノ11)は、創立100周年事業として創作棟(仮称)の新築を計画している。8月上旬の着工に向け、現在は施工者選定のための見積もりを徴集している。
建物の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ900平方b。同学園が運営する、東邦高校美術科の生徒が利用する。1階には職員室とトイレ、アトリエを設置し、2階はアトリエのみをワンフロアで整備する計画。2023年3月中旬に工事を終え、同年4月の利用開始を目指す。
建設地は、同学園と平和が丘第1公園の間にある、名古屋市名東区平和が丘3ノ61ノ1他。現在は駐車場として使用している。敷地面積1102平方bのうち、建築面積に550平方bを充てる。敷地内には20台収容の駐車場も設ける方針。建ぺい率は40%、容積率は80%。
設計は青島設計(名古屋市中区)が担当している。
100周年事業では創作棟の他に、学生向けの施設を新築予定。現在、建設地となる名古屋市名東区平和が丘3ノ81他で、マンションの解体を進めている。スケジュールについては未定としたが、25年の完成を目指し、今後、設計に入る考え。解体は矢野建設(名古屋市港区)が担当している。
提供:建通新聞社