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　建通新聞社は、公共事業に伴う香川県内の調査、測量、設計などの業務の２０２１年度の落札結果を集計した。金額でトップになったのは五星で、10億８２２６万８０００円を落札した。２位は四電技術コンサルタントの５億９２１６万９０００円、３位は東洋コンサルタントの５億１９９１万１０００円、４位は香川設計センターの３億６９８９万３０００円、５位は日本工営の３億３８３１万９４７４円だった。
　五星は香川県都市計画課の「（社会資本整備総合交付金）街路事業柞田川右岸線道路整備工事橋梁詳細設計」（落札額５５００万円）や小豆島町の「坂手港地方創生拠点施設整備事業実施設計」（５２００万円）など香川県内で１９５件を受注した。
　四電技術コンサルタントは国土交通省香川河川国道事務所の「令和３年度香川管内改築事業修正設計業務」や香川県土木部河川砂防課の「長柄ダム再開発事業用地測量業務（その４）」（ともに２９００万円）など65件を落札した。
　東洋コンサルタントが落札したのは県河川砂防課の「長柄ダム再開発事業用地測量業務（その２）」（３０６０万円）、県道路課の「（社会資本整備総合交付金）県道太田上町志度線（六条工区）道路整備工事橋梁詳細設計業務委託（仮称古川橋）」（１７００万円）など１０２件。
　香川設計センターは、県河川砂防課の「長柄ダム再開発事業用地測量業務（その３）」（３０２０万円）や県河川砂防課「古川大規模特定河川工事橋梁詳細設計業務委託（古川橋）」（１３８０万円）など81件を受注した。
　日本工営は国交省香川河川国道事務所の「令和４年度まんのう公園管理運営検討業務」（２８５０万円）、「令和３年度まんのう公園施設補修設計業務」（２５９０万円）など36件を落札した。
　21年度に本紙が取材した国、香川県、県内市町、高速道路会社、水資源機構、大学などの公共事業に関わる業務委託のうち、香川県内の事業に関わる案件を抽出した。全体の発注件数は１７７９件で、落札額の合計は１１２億９５５０万００８７円。
提供：建通新聞社