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建通新聞社(神奈川)
2022/06/17

【神奈川】追浜駅前再開発 22年度組合設立目指す

 【横須賀】「追浜駅前市街地再開発準備組合」は、2022年度の組合設立を目指し、再開発ビルの施設内容や規模、配置などの検討を進めている。再開発の検討区域は追浜駅東側の0・8f。検討区域は二つの敷地に分かれており、それぞれの敷地に1棟ずつ再開発ビルを建設する計画だ。事業協力者として三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が参画している。
 同再開発準備組合は06年に設立した。22年度時点の地権者数は約30件。再開発ビルは、にぎわいの創出や周辺住民の生活利便性の向上につながる商業施設や居住機能、公共公益施設などを集積することになりそうだ。横須賀市が定めた追浜駅前地区地区計画では、2階以下に住戸を配置することを制限している。
 追浜駅周辺では、同再開発準備組合が中心となって整備する再開発ビルを含めて、21年3月に「追浜駅交通結節点整備事業計画」が策定されている。
 施設配置計画案では、追浜駅の東側のエリア「駅前にぎわいゾーン」について、住居・商業・公共施設の他、一般車乗降場と駐輪場で構成するイメージを示している。一方で、国道16号をはさみ向かいに位置する「交通結節ゾーン」に建設する予定の駅ビルは、下層階を交通ターミナルとする他、商業・公共施設などで構成するイメージとなっており、これらの具体化に向けて調整が進められている。 提供:建通新聞社