建通新聞社
2022/06/16
【大阪】大阪市 海老江下水処理場ポンプ施設改築 PFIなど官民連携事業導入検討
大阪市は、海老江下水処理場ポンプ施設を改築する計画で、PFIなどの官民連携事業の導入を検討している。官民連携事業導入可能性調査業務の入札を行い、日水コン(吹田市)が落札した。履行期間は2023年3月31日。
海老江下水処理場のポンプ施設は築約40年となるため、老朽化に伴い、ポンプ台やモーター、エンジンなどの機械設備を更新する。建屋はそのまま活用することを検討している。
今回の業務の中で、民間企業へのヒアリング調査、官民連携事業を導入した場合のコスト縮減効果などを検討した上で、実施方針をまとめる。
現在のポンプ台は19台で、更新後の台数は未定。施設全体の排水能力は1秒当たり56・25立方bで、現状をベースにこれから検討する。
建屋は鉄筋コンクリート造地下4階地上3階建て延べ1万4000平方b。
所在地は大阪市福島区大開4ノ1ノ141。