7月、北陸営業所を富山市から金沢市に移転するタカラレーベン(東京都千代田区丸の内1丁目、島田和一社長)は、新たに金沢市長田1丁目で分譲マンション「(仮称)レーベン金沢長田新築工事」を計画していることが15日に分かった。
建設規模はRC造8階建て延べ2469・00平方メートル(建築面積401・04平方メートル)。分譲戸数は28戸。場所は通称金石街道沿いの同市長田1丁目255、256、258ほかで敷地面積は806・53平方メートル。既設建物の解体が終わり、現在、さら地となっている。
着工は9月初旬、完成は2024年3月末を予定する。設計は土倉建築事務所(同市寺地2丁目)が担当。
タカラレーベン北陸営業所は14年に富山市で開設したが、今後の北陸新幹線の延伸に伴い、来月から金沢市本町に移転し、石川・福井での分譲マンション供給を加速させる。北陸3県(富山、石川、福井県)での供給実績は18棟(1101戸)で安定した事業展開を続けている。