三豊市の豊中地区学校再編整備地域協議会は、統合小学校の有力候補地として笠田竹田地区の農地を選定した。今後、三豊市が市議会などの承認を得た上で具体的な建設地を詰める。その後、地権者の合意を得て、用地取得と同時に基本構想を策定し、具体的なスケジュールを決めていく。2026年度の開校を目指している。
候補地を選定した同協議会は、地区内の保護者や地域代表者、地区公民館長などで構成する組織。選定理由として、「統合する五つの小学校の半径2`圏内であること」や「豊中保育所や笠田高校などの教育施設が地区内に固まっている点」などを挙げた。
同市は、19年から市立学校再整備基本計画に沿って、豊中地区にある桑山小、比地大小、笠田小、上高野小、本山小の5校の統合に向けた協議を進めてきた。開校時の想定児童数は550人を見込む。
提供:建通新聞社