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　新潟県消波根固ブロック効率化研究会の２０２２年度第２回総会が１３日、新潟市中央区のホテルグローバルビュー新潟で開催された。組織改正では新会長に西聖彦氏（プラフォームサンブレス専務取締役営業部長（兼）北陸事務所長）を選任したほか、今年度の活動計画および消波根固ブロックのより一層の活用などを関係機関に要望することを決議した。
　西会長は、消波根固ブロックについて、ＶＦＭ（バリュー・フォー・マネー）の評価手法を用いて、現場の構造物施工を工場製作、製品化（プレキャスト化）することにより、工事現場の省力化、省人化、工期短縮などを目指す考えを示し「国土交通省と一体となったＶＦＭの促進を図り、社会貢献に寄与できるように活動したい」と決意を新たにした。
　議事では２１年度の要望活動報告、ＶＦＭの取り組み、カーボンニュートラル、消波根固ブロック他社の製品開発動向などについて情報を共有したほか、２２年度事業計画を審議した。
　また、関係機関への要望書には▽消波根固ブロックのより一層の活用▽景観および環境への保全や配慮▽新製品の評価および採用▽生産性向上に向けた工場での製品化―の４項目を掲げた。
　激甚化・頻発化する自然災害への防災・減災に向け、河川・砂防・海岸・港湾等に使用される消波根固ブロックのより一層の活用と効率的・効果的なブロック性能や施工の研究・実用化を目指し会員（アドヴァンス、プラフォームサンブレス北陸事務所、防災工業北陸営業所、菱和コンクリート新潟営業所）と製造工場会員（アドヴァンス、種村建設、長栄工業）により２１年６月に設立された。