県東部農林事務所は、湖山砂丘地区管路更新事業のうち鳥取空港南西側エリアの管路工を来週にも公告する。今年度に発注する2エリアのうち最初の管路工で、概算工事費は9000万円以上になる。
湖山砂丘地区の特定農業用管水路特別対策事業は、2015年度から鳥取市湖山町、賀露町、伏野地区など砂丘地の農業地帯97fを対象に16億円を投じて整備を進めている。
これまでに、同市賀露町など鳥取空港東側を中心にしたエリアのほか、国道9号南側の農地でも整備に着手。昨年度は、湖山町西地区、伏野地区などの管路工を進めている。
発注を準備している管路工は、同市湖山町西地内の鳥取空港南西側エリア(国道9号沿い)のW6ブロック1201b(口径75_〜450_)の布設工、制水弁4カ所、舗装復旧3949平方b、給水栓36カ所(40_と50_)。また、既設の石綿管378b(口径150_、450_)と鋳鉄管26bを撤去する。同事務所では、近く県内の土木A級を対象にした調達条件を決める見通し。
日刊建設工業新聞