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建通新聞社(神奈川)
2022/06/15

【神奈川】横浜市 初弾の既存公共建築物ZEB化

 横浜市建築局は、公共建築物の長寿命化改修に合わせて既存建物をZEB化改修する取り組みで、初弾の対象を鶴見土木事務所に決めた。6月14日に「既存公共建築物ZEB化改修設計検討業務」の委託先選定で公募型指名競争入札の手続きを開始する。参加資格は「建築設計」の登録がある者で、所在地区分は市内または準市内。6月23日まで入札参加申し込みを受け付ける。開札は6月30日。
 横浜市で最初の既存建物のZEB化を目指す。順調なら23年度に実施設計を行い、24年度、横浜市建築保全公社に工事発注を委託する。
 鶴見土木事務所は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1500平方b。再生エネルギーの導入は対象外としてZEBReadyを目標とする。
 本年度の設計検討業務として▽ZEB化に必要な基本事項確認と施設現況調査▽工事の仕様・容量などの検討▽省エネルギー性能確認BEI算定(標準入力法)▽改修工事設計資料の作成―を行い、2023年1月までに検討結果をまとめる。
 所在地は鶴見区鶴見中央3ノ28ノ1。 提供:建通新聞社