中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC〜境港間)整備促進期成同盟会(会長・伊木隆司米子市長、45団体)が10日、米子市加茂町2丁目の国際ファミリープラザで2022年度総会を開いた。米子・境港間を結ぶ高規格幹線道路の事業化など2項目の要望書を国に提出することを決めた。
関係する9市町村の官民30人が出席し、22年度事業計画など6議案を承認。22年度は11月ごろに衆議院会館で総決起大会を開くほか、夏と秋に国土交通省、地元選出国会議員、西日本高速道路などに整備促進に向けた要望をする。
要望書案によると、米子・境港間を結ぶ高規格幹線道路の事業化に向けた計画段階評価の早期着手、蒜山IC〜米子IC間の4車線化と付加車線設置事業カ所の早期供用を求める。
伊木会長はあいさつで、江府IC付近3・4`区間の4車線化、唯一事業化のめどが立っていなかった溝口IC〜米子IC間の4車線化事業許可と「この一年、大きな成果を上げることができ、大変うれしいニュースとなった」と強調。米子・境港間については今月末に関係首長と国要望を計画しており「事業進捗をスピードアップさせていきたい」と力を込めた。
日刊建設工業新聞