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西濃運輸（岐阜県大垣市田口町１）は、枇杷島支店の新築を計画している。着工は10月中旬を予定。施工者は未定としている。
　計画規模は鉄骨造４階建て延べ２万８７５４平方�bで、建築面積は１万０９７２平方�b。高さは30�b。建設地は清須市春日長久寺51他の、敷地１万６７６０平方�b。清洲東インターチェンジからほど近い立地だ。
　設計は環境設計（尾張旭市）が担当している。
　西濃運輸の持株会社であるセイノーホールディングスは、２０２０年４月〜23年３月を計画期間とする中期経営方針の中で、中部地域の２拠点を移転新築するとしていた。そのうちの１拠点は名古屋西支店（あま市七宝町伊福十七12）の移転新築で、戸田建設（名古屋市東区）が設計・施工を担当した。もう一方の拠点について西濃運輸は、具体的な回答を控えているが、今回の枇杷島支店が有力といえそうだ。既存の枇杷島支店は、名古屋市西区こも原町187にある。
　セイノーホールディングスが５月に発表した23年３月期の設備投資計画は、総投資額が２５０億円。このうち建物に関連する予算は１１８億円で、トヨタカローラ各務原店の移転新築に６億９５００万円などを盛り込んだ。


提供：建通新聞社