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　市川市は、南行徳デイサービスセンターおよび南行徳老人いこいの家について、介護予防、余暇活動、社会参加促進機能を複合化した拠点施設「（仮称）介護予防センター」に転換するため、２０２３年度に改修工事に着手する。前期高齢者が多い地域特性等を踏まえたもので、いこいの家の機能のうち浴室などを撤去した上で、社会参加促進事業を行う空間を確保するため、既存区画および各種仕様の変更を行う。
　南行徳デイサービスセンターおよび南行徳老人いこいの家は、香取１―99―１ほかの敷地面積９９０・46�uに所在。建物は、ＲＣ造２階建て、建築面積４３０・24�u、延べ床面積８０９・69�u、04年竣工。１階が南行徳老人いこいの家、２階が南行徳デイサービスセンターで、南行徳デイサービスセンターは３月31日に運営を終了した。
　工事においては、１階の浴室等をＰＣ活動室に改修。また、２階の配膳室等を調理室、更衣室・浴室等を市民活動スペース、脱衣室を手洗い場に改修する。
　さらに、屋根防水改修、外壁塗装改修、避難階段改修、全照明器具更新。非常用発電機導入、全衛生器具更新、全給湯器具更新、全ての空気調和設備更新、アスファルト舗装改修、駐車場区画線改修、側溝・フェンス改修、冷暖房室外機用防音壁改修、昇降機設備改修などを予定している。
　８日には「南行徳デイサービスセンター内部改修工事設計業務委託」の一般競争入札を公告した。14日まで質疑を受け付け、17〜20日に入札を執行。21日に開札する。委託期間は23年１月31日まで。
　設計業務の概要は、基本・実施設計、外壁等調査、屋根・屋上防水調査、アスベスト含有調査、概算工事費算出、関係機関との打ち合わせなど。概算工事費については９月初旬までに提示させる。
　参加資格要件は、市の入札参加業者適格者名簿に建築関係建設コンサルタントで登載され、県内に本店を有し、一級建築士の資格を持つ者を管理技術者および照査技術者に配置できることなど。