JFEエンジニアリング(名古屋市東区)など4社が出資する田原バイオマスパワー(横浜市鶴見区)は6月1日、国内最大級のバイオマス施設となる、「田原バイオマス発電所」の建設に着手した。2025年9月の営業運転開始に向け、同年4月ごろの完成を目指す。
建設地は田原市緑が浜二号2ノ52他。約6万5000平方bの敷地内に、木質ペレットを燃料とした発電施設を建設する。発電出力は11万2000`h。想定年間発電電力量は、一般家庭約25万世帯分に相当する約7・7億`hアワー。
田原バイオマスパワーは、JFEエンジニアリングの他、中部電力(名古屋市東区)と東邦ガス(名古屋市熱田区)、東京センチュリー(東京都千代田区)が出資している。
設計・施工はJFEエンジニアリングが担当する。
提供:建通新聞社