射水市は、一般廃棄物最終処分場「野手埋立処分所」を拡張する計画で、2025年度の着工を目指す。整備計画案が6日の市議会全員協議会で示された。
野手地内にある同処分所は、1982年4月に供用開始。2010年3月には浸出水処理施設を更新して埋立地を増設した。埋立完了が27年度の見通しのため、新たな最終処分場の整備(拡張)が必要となっている。施設の現状は総面積が7万1000平方メートル(埋立面積2万2900平方メートル)で、埋立容量28万立方メートル。
整備計画によると、埋立面積は約1万平方メートル、埋立容量は約7万立方メートル。15年の埋め立てが可能となる。
基本計画は中部設計(富山市本町)が担当。委託期間は23年3月まで。スケジュールでは、23年度に基本設計、24年度に実施設計を進めて工事は25〜27年度の3カ年で取り組む。