大津市は、唐崎2丁目にある「唐崎中学校」について、長寿命化による改良等工事を計画しており、施工方式については、建築工事、電気設備工事、給排水冷暖房工事の3件分離型で、各案件とも7月に受注希望型指名競争総入札で工事発注を行う。
概算工事費は、設計の段階で13億2800万円を見込み、工事期間が30ヵ月。
対象となる唐崎中学校は、大津市唐崎2丁目9―1に位置し、敷地面積3万3549平方bで、長寿命化改修となる校舎棟は、RC造及びS造4階建、延7829平方bに着手する。また、仮設校舎の建物規模は、S造2階建、延830平方b(6教室程度、便所、渡り廊下等)を想定している。
工事概要は、長寿命化改修工事として、校舎棟が屋上防水改修工事、外壁改修工事、内部改修工事(普通教室、特別教室、その他居室、廊下、階段、玄関、昇降口等)、トイレ改修(洋式化・乾式化による床・壁・天井・トイレブース・建具等の全面改修)、鉄骨外部階段の劣化部補修・取替及び塗替え等。また、体育館・武道場・技術室棟については、屋上防水及び屋根改修工事、外壁改修工事、内部改修工事(アリーナ、更衣室、控え室、倉庫等)、トイレ改修(洋式化・乾式化による床・壁・天井・トイレブース・建具等の全面改修)、渡り廊下は、屋根改修、外壁改修等に取り掛かっていく。
また、そのほかに晴嵐小学校(光が丘町)の長寿命化による改良等工事についても取り掛かっていく。
同市では、今回の改良等工事で施設の長寿命化を図り、教育の環境整備を目的として着手。
なお、設計は大村建築設計事務所(長浜市)が担当している。
提供:滋賀産業新聞